親友の家族の突然の訃報。
ニュースで知った。まさかとは思ったけど、そのまさか。
朝寝ぼけ眼でぼーっと見てたニュース。場所が場所だけに気になったが、まぁ、よくある事故の話と思っていた。
数時間して母からLine。奥さんの名前って何と。えっと思ってニュースを探したら今度は名前が出ていた。まさに知ったる名前。
家族ぐるみで付き合いがあり、彼女は大学生の時(彼女時代)からお互い知っている仲でもあり。残された夫と娘たちを思う。
1分違っていたら、30秒でも違っていたらこんなことにはならなかっただろうに。
紛争地や危険地帯を行き来している人間が死なず、安全安心の日本しかも家の近所で亡くなるとは…。
なんて儚いんだろう、人間の命。
曲がりなりに医療に携わっているし、毎日「死」は身近にあるが、やはり数字でしかなかった。
でも身近な人の突然の死はただの数字ではない。
なんて短い命、なんて儚い人生。
主は与え主は取られるの言葉通り、人間にはどうすることもできない。
やはり生きていることそれ自体が奇跡。
今を、人生の一瞬を全力で楽しもうと心に誓った夜。
ご家族の上に慰めがありますように。