かっぱの日記帳

日常思ったことを綴る。備忘録。

ダイバーシティの盛大な勘違い。

久々に日本に滞在しているけど、政治屋の盛大な勘違いと呆れるようなことしかしてないのにガッカリ感と早く国を出たい気持ちといや、なんとかしないとという気持ちのせめぎ合い。

 

自民党には絶対に票は入れない。

 

ゴーゴーダンス…をダイバーシティというならなんでもダイバーシティだな。ゴーゴーダンス…ようは東南アジアのゴーゴーバーのダンスだろ? 結局女を買うという思考から出ていない、昭和な考えそのまま。どこがダイバーシティ??? 寝言は寝て言え。

男女平等と国際女性デー。

国際無性別デーはないのかな。

所属団体はDEIをこれみよがしに推し進めている笑 主な原因は元奴隷国出身(ブラック)の人が増えて元植民者(ホワイト)に対して権利を主張しているからだ。

あと、女性。ヨーロピアン、北米、オセアニアの女性はなんせ強い笑 

 

Diversity, Equity/Equality and InclusionのうちこのEの特にEquityは議論がある。今朝の朝日新聞のオピニオンのところの主張が面白い。

12歳の女の子がサッカーのルールで女子が有利になることに「違和感」を感じたという。

 

女子=弱いという先入観だという。ヨーロピアンのような主張だ笑 女性に割安になるサービスでも前に男性があげてたな。

 

あながち間違っていないけど。

ただ生物学、一般的に女子=力が弱いのは事実でもある、残念ながら。

で、彼女の主張はそれを先入観とし、いろいろな人の意見を聞いてルールを決めるべきだと締めていた。

日本の女子の未来は暗くないな!

すごい。

 

その隣のオピニオン(21歳の大学生)の意見は自分は特権を享受しておおらかに生きているのだと。

 

そうか、その理論でいくと私はやはり万年反抗期になるしかないのだな。このままで生きていこう。

 

中の記事には社会保障が男性が大黒柱、女性が家にいるモデルで法律や保証制度ができており、それが時代にそぐわなくなっている現状を示し、さらに保証制度は男女というより個人に合わせていくべきだという大学教授の指摘で終わっていた。

 

なるほど。もし社会制度があと30年変わらなければ、この記事の横の高齢者単身貧困まっしぐらなわけだ。

働こう。働けるまで。

 

MCPー緊急対応。

youtubeのニュースで救急対応の大会というものをフォーカスしていたので見てみた。

先の研修でmass causality の対応とシミュレーションもしたし、前回のミッションで12名の負傷者対応もしていたので、日本の医師、看護師、救命士、消防、警察はどのように動くのか、誰がどのように指揮をするのかすごく興味があった。

 

1チーム、6名だかで編成されている。医師、看護師、救命士2名づつかな? 

シミュレーションは1つは何か毒物を接種した患者の判断と措置。もう一つは秋葉原の通り魔事件を模倣したもの。

 

1つ目の場合は、先入観の怖さを見た。私は医師じゃないのでこういうのはやらないだろうけど、無意識のバイアスは勉強になった。あるチームは毒物を摂取したというので近くにあった薬瓶、直前に食べていた(「野菜炒め」の内容は聞かず)で薬物中毒と判断。野菜炒めだけで「何を」炒めたか聞かなかったのが判断の誤ちを招く。実はこの野菜炒めで毒のある植物を食べたことによる中毒症状であることが正解であった。なるほど〜。

 

秋葉原を模したものは、沿道のヤジ、すでに現場に到着している消防、通りがかりで手伝っている医療者、患者の付き添いなど多種多様な人間もいた。

どういう場合が想定されているのかも興味深かったが、患者が散乱しており、トリアージが済んでおらず、CPAを行う看護師、「黒」の患者の付き添いの対応、ヤジの怒号による冷静ではないピリピリした状況への対応などいろいろ。

この映像の後、本物の対応とそこで問題だったことを通りすがりで救助に参加した医師が何か記事を書いていてこちらも興味あった。

 

一番重要なのは誰がどのような指示を出すか、だ。日本の場合はどうやら緊急対応の(消防)司令所があるようだ(記事によると)。現場では救命士のルール(現場でできるだけのことをなるべく行う)と医療者のルール(現場では最低限で、なるべく早く搬送する)という違いなども指摘していた。

大規模災害(東日本大震災など)ではない限り、受け入れできる機関は生きている。秋葉原の場合は医療者のルールを優先するのがよさそうだった。

翻って私たちが行ったMCPの訓練では私の役割は付き添いで元気な人の役だったが、病院内から追い出されてしまったので何もせず。場合によっては、こういう「使えそうな人間」は使うべきということを学んだ。日本の場合は通りすがりの医師、看護師が一番役に立つだろう。クラウドコントロールは警官がやるし、まぁ、あまり用はないだろう。

 

あるチームは付き添いの願いを聞き入れてその場にとどまってしまって1人の患者に時間を取られてしまっていた。

他のチームの対応は、看護師が警察官にこの付き添いを任せて医療チームを別の現場に行かせようとしたり、あるチームは2チームに分かれて対応にあたっていたりと、対応がやはり違うなぁと。

 

全体の総評として言ってたのは「全体を把握する」ことの難しさとその大切さ。全体を把握し、トリアージを行い、助けられる命をなるべく多く短時間で助けるという救急の本質を、外で、しかも全体像がわかりにくい場所でするというのは大変。日本の医療は医師がリーダーのことが多いけど、医療者ではない人が指示を出すことの意味も考えてみた。

この大会を見たけど、全体的に若い人が多い印象だった。私はもう若くないので彼らよりはもう少し捌けないとまずいな笑

 

本当のMCPに遭遇すると、誰に何を聞いて、誰に何をどう指示するかが超重要。情報の共有を誰とどこまでするか、搬送先の確保などなどやることは多岐にわたる。

 

前回のMCPは幸いなことに医療スタッフが超優秀&シミュレーションをしていたことで色々ヒントをくれたし、彼が医療スタッフに迅速に指示を出し、私がその他のこと(搬送車の確保、その他スタッフへの連絡、上司への報告など)。医療コーディネーターにはあなたたちのプロジェクトで良かった(別のところだったら対応ができてなかったかも)と言われたのは嬉しかった。MCPが終わった後すぐに、反省点(その他スタッフへの情報共有、ロジへの指示出し、人員整理)などもシェアしたことから優秀な医療スタッフからも絶大な信頼をもらい、私自身も自信がついた。

 

役割分担を担いながら、チームで働くことで最大の効力を発揮するんだなぁ。MCP自体は緊張感のあるものではあったが、良い経験だった。

 

秋葉原のような状況の場合、さーてどこから手をつけるのが効率がいいのか…。こういう場合のコーディネーションは大変だなぁ…うーん。

 

ないほうがいいことではあるけど、あった時にどうするか、常に考えていたい。

 

経済の話。

経済は門外漢なのだけど、新NISAがどこかしこで話題になっているので手っ取り早いYoutubeで勉強(勉強ともいえないが笑)。

 

新NISAからズレてもっとマクロな経済の問題にフォーカスしたものがあったのでそれを観て超納得。

 

質問: どうして日本の給料が上がらないのか?

答え: なぜなら市場価値の高いものを作り出せていないから。

 

もっというと作っているけど、原材料費が海外に流れて、海外のコストが上がっているので結果国内への還元が減るという話。なるほどー!!! 経済知識ゼロの私には目から鱗

 

昔、スマートフォンSonyなり日本の製造業が作り出すべきだったということの意味がようやくわかった。

その昔ウォークマンを作り出し、世界中でバカ売れした。マッキントッシュも瀕死の状態からiPhoneを作りトップ企業に返り咲いた。

 

新しい価値を生み出す、もしくは市場価値のあるもの(求められるもの)を生み出さない限り日本の未来は明るくならないわけだ。

 

そのための知恵をつけるなり、別の価値観に触れて、全然違う考え方をする人間たちに揉まれることで新たな発見をし、新しい価値あるものを見出す/作り出すためには、やはり国内にとどまっていては「文化の摩擦」は起きない。

 

出られる人間はどんどん出て行ったらいいと思う。戻ることを意識して。。。

出たくても出られないのは問題すぎるが…。

 

さて、一旦外に出てしまうとなかなか戻れないという問題もあるけど、10-20年後にはもっと社会のダイバーシティが進んで変わっていることを祈る。まぁ、その頃には私は引退だけど。

 

がんばれ、若者!

カルカッソンヌへ。

せっかくトゥールーズに滞在していてカルカッソンヌが1時間で行けるというので、行ってみました。

珍しく観光客っぽいことを。トゥールーズ滞在はただの生活笑。食事作るか食べに行くか、散歩かダラダラしてるだけだったので。

 

カルカッソンヌを見ずに…ということわざ?があるのは確かだった!

個人的にパリのエッフェル塔などよりよっぽど感動したわ。

 

朝10:04のカルカッソンヌ行きTERに乗ろうといそいそ出かけたら、案の定30分遅れ。想定内すぎる笑 遅延してない電車がないぐらいすべて遅延してた笑

 

2等車両というのを選んだが、その辺にいた人に聞いたらそもそも1等もないということで適当に着席。

カストラドゥリー(読み方がいつもわからない。知人の居住地)をすぎる前ぐらいで車掌さんがチケットチェック。事前のValidationというものはありませんっ! パリとかボルドーではValidation用の黄色い箱?があったのを見たような…。トゥールーズにはありません。

 

11:30過ぎに無事到着。

駅からシテ(お城のあるところ)まで歩くことに。晴れて…はいなかったものの、やや寒いぐらいで曇りだったので、歩くうちに暖かくなるだろうと計算済み。

 

行きはポン・ビジューという橋を入れた眺めを見るために別の近代的な橋を渡り、約30分で城下町へ到着。

 

地図を頼りに上に登って行くと…なんと舗装されていない泥道に笑 それでも辿り着けた。若いカップルの後をついて行った。

3重の城壁が張り巡らされている。

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圧巻!

こりゃ〜すごい。要塞の名に相応しい。籠城を想定した作りになってる。昔の人は偉かった!!

 

着いたらちょうどランチタイム。

シーズンではないので半分くらいのお店はやっていない。お目当てにしていたところもやっておらず。

歩いているうちに出会った「エスカルゴ🐌」というレストランでランチをすることに。エスカルゴ食べたかったしな…と。

ランチセットが19.5ユーロと観光地にしては破格。しかもこの値段で3コース(前菜、メイン、デザート)。白ワイン(シャルドネ)をいただき、前菜はエスカルゴ、メインはイカのグリルと野菜の付け合わせ、デザートはフォンダンショコラを。最後はエスプレッソで締め。美味しかった! 

正当なフレンチというよりややイタリアンぽい素材の味重視(ソースではなく塩味系)で軽く完食。

カスレだとカスレだけで夜までお腹いっぱいになりすぎて食べられないのでもう食べません。

 

その後はいよいよ城内散策。11ユーロで城内へ。ここはケチらず入った方がいい。こことスイスのシオン城は中も見て正解。城内も見れるし、櫓も回って、城壁もぐるっと歩けるのでおすすめ。今日は風が強くて城壁歩いている時は日が出てても寒かったが。

 

その後も城内をてくてく歩いて聖ナザレ教会の中を見て、お土産買って、今度はポン・ビジューを通って駅へ。

 

駅へ向かう途中何やら騒がしく白バイ警察が。何かと思ったら、何かのストライキ。この国に人は本当にストライキしないといられないらしい笑 先週はボルドーで農協のストあったしな。それで政治が変わればいいですが…。

 

帰りは急いで電車に乗ろうとしすぎて間違えてTGVの切符を購入してしまった…。まぁ、暗くなる前に帰れたので結果オーライということで。

 

観光らしい観光を久々にした1日だった。

またいつか誰かと行けるといいなぁ。

 

というか、トゥールーズ住みたい。

 

 

移民問題 in France

研修後のホリデーをついでにフランスで過ごしている。

前回もパリにいて思ったが、今回も地方都市にいるのに同じ問題を見かけるので書いておく。

 

移民問題が本当に深刻化していると思うのは、路上生活者が劇的に増えていること。

 

主要駅の周辺は必ず、大きなスーパーなどの周辺にも浮浪者がいる。

以前も浮浪者は結構見かけたが、見た感じフランス人か東欧などの移民が多かった。

 

しかし今は、家族連れ(しかも幼い子ども連れ、3歳から義務教育の始まるフランスではこれまた明らかに違法である)、男女混合、若年化、そして言語の明らかに違う移民が増えた(アラビックはもちろん、全然聞いたこともないアフリカの言語もチラホラ聞こえる)。

 

そりゃ、移民に厳しくなるわ。仕事がなければ明らかに治安悪化に一役買うし、そうでなくても街が汚いのにさらに汚れる(申し訳ないが、衛生観念がそもそも高くない国から来ているので、本当にきれい汚いの差がわからないこともある。それを実感するのは飛行機の中。日本線のきれいなことよ…)。

 

路上で好奇な目で見られ、学校に通うでもなく一日中路上にひいたベッドの上で生活しているのを見ると、そりゃテロリストも生まれるわという気がしてくる。

 

とりあえず、10月にRepablicの駅にいた家族が屋根のある場所で暮らしていますように…。パリは流石に寒くて凍死する。

 

移民問題で極右が台頭するのも無理はない。目に見えて上記のような働いていない人間たちが増え(フランスは夫婦で働く文化だし)、テロ事件が散発し続けているし、フランスの文化(豚肉食など)が脅かされていると感じるのも無理はない。

 

2024年のミス日本が「純粋な」日本人ではないということで議論になっている。ウクライナ人の両親だが、日本で生まれ育っている。

 

私個人としては、見た目はどうであれ日本の文化をよくわかっていてそれに従っているなら日本人として受け入れてもいいのでは、と思うが。日本の良いところを発信するのがミスの役割だし。ただ日本人が思う日本文化をどこまでわかっているかは難しいところ。

 

教育というのは学校教育だけじゃない。家庭での躾や文化が非常に大きいことを今の仕事をしていて切に思う。三つ子の魂だよ、結局。

 

中国人の両親に生まれ、日本で生まれ育った友人は自分は日本人であると思いつつ、両親の中国人として日本人ではないというアイデンティティもわかっている。

 

お正月のおせちやお雑煮を家族で食べるとか、行列は並ぶものとか、そう言ったわかりやすい表面上のことはできるだろうが、どこまで本質的に日本を理解しているかというのは、誰にも図れない気がする。遠慮や恥の文化などもはや「純粋な」日本人ですら失ってきている、私も含めて。

 

まぁ、見た目が美しすぎて一般的にイメージする「日本人」ぽくはない笑 これが仮に黒人だったらバッシングは更なるものだったことは容易に想像できる。

 

New year resolution

さて、去年の目標はなんだったか忘れているけど(たぶん一つは金沢旅行、ラオスで仏語勉強だと思う)、ことはブログを再開したので書いておこう。

 

今年の目標

1、フランス語をA1からB1レベルまで上げる

 

7月に仕事を終えた後、フランスに滞在して仏語を学ぶという手もある。3ヶ月ー半年ぐらいちょっと勉強し直すのもありか? 貯金が減るのは痛いが、将来を考えると必要不可欠な気がする。

 

2、銀山温泉の旅行

 

父が冬の銀山温泉に行きたいと言っているので、仏語勉強後帰国してから年末までの間か2025年の年明けに行こうと思う。旅行はいつも折半して、準備は私の担当に。面倒だけど、親孝行の一つとして頑張ろう。

 

3、数年会ってない日本の友人たちに会いに行く

 

2020年5月に第二の母を、そして去年年末の突然の事故で友人家族が亡くなった。それを思うと会いたい時に会える時になるべく会っておこうと。後悔先に立たず。どうやっても会える回数は私の場合限られるが、それでも会わないよりあった方がいい。4-5時間の移動なら苦じゃないので(疲れはするが)、会いに行こう。

 

とりあえずこんな感じかな。

婚活は…やらなそう笑